ブランド

人吉の水と米で造る本格焼酎

日本三大急流のひとつである、清流球磨川。
繊月酒造は、球磨川を望む豊かな自然に恵まれた熊本県人吉市で、
球磨川の伏流水を使用した球磨焼酎をはじめとした多数の米焼酎を製造しております。



初代社長の堤治助は堤家の家業である味噌・醤油づくりを学び、そこで培った醸造の手法で焼酎づくりを始めたことが繊月酒造の原点です。
明治36年に創業し「治助焼酎」を呼ばれたその焼酎は、当時からなかなかの評判だったようです。その後、堤治助商店としたのち、当時の代表銘柄の名前をとって峰の露酒造(株)に社名を変更。さらに平成15年には創業100年を迎えたことを機に繊月酒造(株)となり現在に至ります。


繊月とは繊細な三日月のことで、かつて700年もの長きに亘り人吉球磨を統治した相良藩の居城、人吉城の築城の際に掘り起こした土の中から細い月の模様の石が出土したことから、人吉城は別名「繊月城」と名付けられました。

古くから地域の人々によって親しまれ、人吉球磨と深い縁のあるこの「繊月」の名を社名にさせていただいております。

 



6代続く杜氏伝承の技

創業当時、焼酎蔵の多くは、仕込みの専門家である杜氏集団を仕込みの時期だけ呼び寄せていましたが、繊月酒造は初代から専属の杜氏をおき、球磨焼酎造りの独自の製法を伝承しています。現在では6代目杜氏にその伝統と技が受け継がれています。

初代が生み出し、代々の杜氏によって育てられてきた蔵の味を守り、さらに磨きをかけながら球磨焼酎造りに取り組んでおります。

 

球磨焼酎をつくることは、人吉で酒造りを行う私たちにとって一つの文化。
蔵人たちの環境を整え、水の恵みや米の恵みに感謝し、
繊月酒造を支えてくださるみなさまに愛される商品を作り続けてまいります。